社長のひとりごと

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このコーナーは、わが社の社長「大鎌 博」が日々感じたことや、気づいたこと、為になる格言等、思いついたままに綴った、つぶやきコーナーです。

私達社員も、いつも読んで、新たに気づかされたこと、励まされたこと、勉強になって、仕事に活かせたり・・・、そんな社長の人となりを是非皆様に知っていただきたくて、このコーナーを作り、連載することにしました。

是非お部屋探しの合間にでも気楽に読んでいただければ幸いです。

No.27

<女言葉>は日本語を豊かにする

ものの言い方で男言葉か女言葉かが分かるのも、日本語の特色の一つです。こうした女言葉のルーツが、王朝時代の「女房詞(にょうぼうことば)」ではないかといい、昔の言葉ながら、今もしっかり息づいています。例えば「杓子」のことを女房詞で「しゃもじ」といいます。恐らく「くし」を避けて「もじ」という言葉に変えたのだと考えられます。当時の女性は、婉曲な言い回しで「うもじ(宇治茶)」だ「くもじ(酒)」だと、やたらと「もじ(文字)」を付けていたようです。

ところで「鰯」のことを女房詞で「むらさき」と言っていたそうですが、その由来には、

1.「藍(鮎)にまさる」という洒落から生まれた。なんと当時は、鮎より鰯が珍重されて

いたのでしょうか?

2.いやいや当時でも庶民の魚で、上流階級の人々は見向きもしなかった。その証拠に、

紫式部の夫・右衛門佐宣孝(うえもんのすけ のぶたか)が「お前はよくそんなものを食うなあ」

とからかったところ、

   日の本にはやらせ給ふ石清水(いわしみず)まゐらぬ人はあらじとぞ思ふ

   (全国で有名な石清水八幡宮にお参りしない人はいないのではないでしょうか)

  と即座に返した。つまり、誰もがお参りに行く石清水に「いわし(鰯)」をかけて「日

本人なら鰯を食べない人はいないでしょう」と夫に反論した。このエピソードから、

鰯を紫式部の紫から「むらさき」と呼ぶようになった。

はてさて、どちらの説が本当なのでしょうか?  (『食べる日本語』塩田丸男 講談社+α新書)

「1」は逆説的でウイットがきいていますが、女房詞になる根拠としてはどうでしょう?ちなみに「醤油」を「紫」というのは、江戸期の花柳界の言葉で、その色からきています。一方「2」は、できすぎた物語ですね。事実、紫式部は本当に鰯が大好きだったようですから、その夫との間にあったやり取りを丸めちゃった感があります。どちらも捨てがたいですね。

現在も若者(特に女性の)言葉が世相を牽引している感があります。私たちの日本語が持つ豊かな世界とその個性を大切にしたいものです。

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