社長のひとりごと

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このコーナーは、わが社の社長「大鎌 博」が日々感じたことや、気づいたこと、為になる格言等、思いついたままに綴った、つぶやきコーナーです。

私達社員も、いつも読んで、新たに気づかされたこと、励まされたこと、勉強になって、仕事に活かせたり・・・、そんな社長の人となりを是非皆様に知っていただきたくて、このコーナーを作り、連載することにしました。

是非お部屋探しの合間にでも気楽に読んでいただければ幸いです。

No.32

「あながち「言い間違い」とは言えない!?」

 コンビニなどで「○○円からでよろしいでしょうか」と言われだして随分になりますが、聞いていて何か変、という意見を今でも聞くことがあります。この言い方は、90年代初めあたりからとされています。いわゆる<マニュアルことば>なのでしょうか?

 この「から」についての説明の主なものは「①千円をお預かりします→②この千円から八百三十七円を頂戴します→③おつりは百六十三円になります→ありがとうございました」といった流れの「①と②が短絡、混線して『千円からお預かりします』という妙な形になったのだろう」(『だから言葉は面白い』榊原昭二 三省堂)とするものです。

 なるほど。しかし別の観点で説明すると、「から」には「最初のものを表すという用法があります。つまり「帰宅後、英語の勉強から始めて、次に云々」という「から」です。この用法だと、「1万円をお預かりすることから始めます」は「1万円からお預かりします」だ(『三省堂国語辞典のひみつ』飯間浩明 新潮文庫)というのです。

 体験の蓄積は恐ろしいもので、四半世紀も経過すると、そんなことは、もうどちらでもいい位に定着しているのではないでしょうか。

 それから「的を射た」と「的を得た」はどうですか?本来でいえば「的は射るものだ」と。けれども「得る」には「うまく捉える」という意味もあります。あるいは、別に「正鵠を得る」という言葉があり、この「正鵠」は的の中心ですから、「的を得る」は、決して間違った用法とはいえないのではないでしょうか。そして、何より「い」音と「え」音は変換しやすい事実もあります。

 また「足をすくわれる」と「足下をすくわれる」も、「足下は立っている足のあたりのこと。すくうのは、足そのものだ」と。けれども「足下」には「足先」の意味もあり、「足下」もすくうことができます(『三国辞典のひみつ』)。私の印象ですが、「足」の上部よりも「足下」の下部をすくわれた方が<すってんころり>と、見事に素っ転びそうなイメージです。

中には言い間違いだった用法が、そのうち普通に使われていたりすることもあったりと、私たちを取り巻く言葉の世界は、想像以上にダイナミックです。

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