社長のひとりごと

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このコーナーは、わが社の社長「大鎌 博」が日々感じたことや、気づいたこと、為になる格言等、思いついたままに綴った、つぶやきコーナーです。

私達社員も、いつも読んで、新たに気づかされたこと、励まされたこと、勉強になって、仕事に活かせたり・・・、そんな社長の人となりを是非皆様に知っていただきたくて、このコーナーを作り、連載することにしました。

是非お部屋探しの合間にでも気楽に読んでいただければ幸いです。

No.36

「時空を旅する<ことば>たち」

  飲食店等で、最後に「おあいそをして」といいますが、それはおかしい、と故池田弥三郎は言います。「おあいそとは、愛想づかしのことで、店の主人側が客に向かって、勘定書きをつきつけますのは、まことに<愛想づかしな行為>でございます、ということである。勘定書きを客に渡す時のあいさつである」ということのようです。(『私の食物誌』新潮文庫)

以前にも取り上げたことがある鮨屋の「あがり」と同様、客の側から使うと、少々妙な感じになるというわけです。そうかといって、これらの言葉は、現在ではけっこう普通に使われていますよね。普段から日常会話で使う<ことば>には、それぞれの成り立つ背景があったわけですが、時間が経つうちに言葉だけが一人立ちしていくように思えます。

それから日本語には「ウチのオジ(オバ)さん」という時、「伯父(母)さん」なのか「叔父(母)さん」なのか、その言葉の漢字を見なければ分りません。分かるように口で話すとすれば、例えば「父の兄(姉)さんにあたる伯父(母)さん」というようになります。

けれども実際の会話の中で兄(姉)か弟(妹)かが重要な論点になることは、そうそうあるとも思えません。近い親戚ならば大体分るでしょうし、また第三者にとっては話しの流れ上は、どうでもよいことでしょう。そしてもう一つ、日本語の「オジさん」には、赤の他人の「小父さん」だってあります。

最後にもう一つ、旅立てなかったパターンを。池田氏は上記の「おあいそ」に絡んで、ある人がレストランで、会計をしようと思って、気取って、ボーイさんに「ビル」(bill、勘定書き)と言ったら、ボーイがビールを持って来たという話しを載せています。これは、まだ日本語としての背景が何もない言葉を使うと、思いもよらない目に会うことの一例のようです。<日本語>にならないと、言葉は自由に旅立つことができないのです。

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