社長のひとりごと

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このコーナーは、わが社の社長「大鎌 博」が日々感じたことや、気づいたこと、為になる格言等、思いついたままに綴った、つぶやきコーナーです。

私達社員も、いつも読んで、新たに気づかされたこと、励まされたこと、勉強になって、仕事に活かせたり・・・、そんな社長の人となりを是非皆様に知っていただきたくて、このコーナーを作り、連載することにしました。

是非お部屋探しの合間にでも気楽に読んでいただければ幸いです。

No.40

「日本語」は面白い

<ハシ>という言葉は、「二点間(端と端)を結ぶ」意味ですが、神話時代には上下を結ぶ梯(ハシ)=梯子と言い、その後の出雲大社にみるように、上下を斜めに結ぶものを階(ハシ)=階段(きざはし)と呼ぶようになりました。さらに後になると、現在のように水平に二点間を結ぶ橋(ハシ)となります。 

興味深いのは、この<ハシ>という二文字で、垂直・斜め・水平の空間を結ぶ移動の進歩や、人の考え方や文化が観察できることです。これは「同音異義語」ではなく、ユニークな「同音同種語」であり、日本語の柔軟性を顕わしているということです(『日本語千里眼』明石散人著 講談社文庫)。

また、歴史的にもとの意味が、まったく逆になっているものもあります。あまりいい意味で使われない「鯖を読む」=得をしようと数をごまかす(広辞苑)は、もともと鯖はたくさん取れても、百匹のうち十匹ぐらいは傷んでしまうほど足が早いので、売り手は買い手に迷惑をかけないように、百匹の商いだったら最初から百十匹入れておいたといいます。

ここには日本の商取引の<文化>を、人と人との緩やかな交流を、感じませんか?今でいう「リスクヘッジ」ですが、サービスを受ける側ではなくて、提供する側で最初から<リスク回避>を組み込んでおいたわけです。

「鯖を読む」は、もともとは公正な商取引のことを言っていたのですが、時間の経過のなかで、今では逆に悪い意味合いを持つようになってしまいました。日本の近代化の急激な流れに、私たちは何かを落としてきているんでしょうね。

現代では、なかなか「阿吽(あうん)の呼吸」での仕事は難しくなりました。できるとしても<文化>の香りがあまり感じられませんが、これまでは「振り込み手数料は差し引いていただいて」とか「消費税分をサービス」といったところでしょうか。

もっとも消費税率が上昇中の今後は「消費税分をサービスします」というわけにもいきませんし、また、振込手数料にしてもとっくに「阿吽の呼吸」ではなくなっているようです。

それだって相手に伝えてようやく、こちらの意図が分かってもらえるというのが現在の商取引の現状であって、実のところ相手とどこまで相互理解が成り立っているんだか、今の世の中アジもヘッタクレもありません(こんな言い回し、ありましたっけ?)。

このように、双方で相手方の真意が読み取れなくなってきたというのが、現在の私たち日本の状況なのかもしれませんね。

 

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