社長のひとりごと

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このコーナーは、わが社の社長「大鎌 博」が日々感じたことや、気づいたこと、為になる格言等、思いついたままに綴った、つぶやきコーナーです。

私達社員も、いつも読んで、新たに気づかされたこと、励まされたこと、勉強になって、仕事に活かせたり・・・、そんな社長の人となりを是非皆様に知っていただきたくて、このコーナーを作り、連載することにしました。

是非お部屋探しの合間にでも気楽に読んでいただければ幸いです。

No.42

「ウナギ文」も絶滅危惧種となるのか?」

 何人かで食事に行って「何にする?」と言われ、「ボクはウナギだ」と応える流れは、日本語としてごく普通で、誰も不思議に思いません。けれども「こんなおかしな言葉はない、こんな語法を平気で使っているから日本語はおかしいと外国人に言われるのだ」と一部の専門家から文句が出たことがあったそうです。「ボク」が「ウナギ」であるわけがない、こんな非論理的な語法はない、というわけです。

これに対して「いや、おかしくない」という専門家もいて、国語会では一時、大論争を巻き起こしました。それ以来、こういう言い方を「ウナギ文」というそうです。この「ウナギ文」には、「会議はどこで?」に「会議は本社だ」と応え、あるいは「明日はどこへ出張?」に対して「明日は仙台だ」と答えたりするのもあります。少し複雑になれば「妹は男の子だ」というのがあって、これは「姉さんも妹さんもご出産だって?」に応えて「そうなんだ、姉の子は女の子で」に続くような場合です。

体験的にいえば、これらの日本語はおかしくもなく、「非論理的」でもナンともありません。発端の「ボクはウナギだ」は「ボクが食べたい(注文したい)のはウナギだ」という文意です。この、あたかも主語のようにみえる「ボクは」は、実際は「ボク(が食べたいの)は」ということであって、「(ボクが)食べたいもの」が主語になります。

つまり、日本語の特徴である「主語の省略」ですが、日本語では「寝坊しました」と言えば、そのまま通用します。欧米では「ワタシが」と主語を入れなければなりません。日本でいう「暗黙の了解」が、欧米社会ではなかなか成り立ちません。農耕社会で「和」を重んじた日本は「私が」「俺が」の乱発を嫌い、それが「主語の省略」という日本語の特徴になったのだろう、といいます。         (『食べる日本語』塩田丸男 講談社+α新書)

日本が世界水準への飛躍を目指して既に150年余り、「暗黙の了解」にも少々翳りが見えてきて、日本語の「主語の省略」も、やや安定性が欠けるようになったと感じます。そしていずれ、日本語の特性である「ウナギ文」も<絶滅危惧種>になるのでしょうか?

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