社長のひとりごと

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このコーナーは、わが社の社長「大鎌 博」が日々感じたことや、気づいたこと、為になる格言等、思いついたままに綴った、つぶやきコーナーです。

私達社員も、いつも読んで、新たに気づかされたこと、励まされたこと、勉強になって、仕事に活かせたり・・・、そんな社長の人となりを是非皆様に知っていただきたくて、このコーナーを作り、連載することにしました。

是非お部屋探しの合間にでも気楽に読んでいただければ幸いです。

No.54

                                   

                      

「焼肉定食」と「弱肉強食」はどう違う?

 私たちが日常的にもよく使う四文字熟語ですが、成り立ちは漢語に深く関係しています。学校のテストで「□肉□食」の穴埋め問題では「焼肉定食」と書くと×、「弱肉強食」と書くと○となります。これは<熟語>であるかないか、の違いです。専門家によると、この違いは<形態的緊密性>と<要素還元不可能性>の二点がポイントになるそうです。

 形態的緊密性はそれぞれの熟語がいかに離すことができないか、例えば「焼肉定食」は「焼肉の美味しい定食」というように、その間に別の要素を入れることができます。一方「弱肉」と「強食」は切り離すことができません。また要素還元不可能性については構成している要素をバラバラにした場合、意味が変わるのかどうかで、例えば「焼肉定食」は「定食何にする?」に「焼肉!」で会話が成り立ち、分解しても意味的には変わりません。つまり<還元可能>となります。一方の「弱肉」と「強食」はそれぞれ単独では意味不明で、要素に還元することができません。ということで、「焼肉定食」は四文字熟語ではなく、「弱肉強食」は熟語だということになります。

ちなみに、「弱肉強食」は中国・唐の時代の文人、韓愈という人の本にある「弱之肉、強之食(弱気の肉は、強気の食なり)」からきています。「弱肉強食」は時の流れのなかで、特に近代に入ってダーウィンの進化論が流行するころからよく使われるようになり、四文字熟語として定着した観があるとされます。    (『日本語の謎を解く』橋本陽介 新潮選書)

 四角四面で堅苦しく感じる四文字熟語も、それぞれの背景を置いてみたときに、ふだん何気なく使っている四文字が一体となり、時空を生きいきと駆けめぐりますね。   

そういえば、「一挙両得」と「一石二鳥」という、よく似た四文字熟語がありますが、「一挙両得」は漢語に関係しますが、もう一方の「一石二鳥」の出展は漢語ではなく、ヨーロッパの寓話から作られたと聞いたことがあります。和製熟語とでも呼ぶのでしょうか。

何気なく使っている四文字熟語ですが、その背景を知るとほんとうに面白いですねぇ。

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