社長のひとりごと

用賀・二子玉川をはじめ、田園都市線沿線の賃貸マンション・アパートを豊富に取り扱っております。

用賀・二子玉川をはじめ、田園都市線沿線の賃貸マンション・アパートならお任せ下さい。

用賀・二子玉川をはじめ、田園都市線沿線の賃貸物件検索サイト

このコーナーは、わが社の社長「大鎌 博」が日々感じたことや、気づいたこと、為になる格言等、思いついたままに綴った、つぶやきコーナーです。

私達社員も、いつも読んで、新たに気づかされたこと、励まされたこと、勉強になって、仕事に活かせたり・・・、そんな社長の人となりを是非皆様に知っていただきたくて、このコーナーを作り、連載することにしました。

是非お部屋探しの合間にでも気楽に読んでいただければ幸いです。

No.9

「日本語の感性はシュールだ!!」

 平安時代のこと、小野(おのの)篁(たかむら)は嵯峨天皇から「子子子子子子子子子子子子」と書かれた暗号を解読するよう命じられ、すかさず「ねこのここねこ ししのここじし」(猫の子仔猫、獅子の子仔獅子)と読んだという話しが、鎌倉時代の説話集『宇治拾遺物語』に収められているそうです。こうした言葉遊びは、昔からあるのですね。

 あるいは川端康成の『雪国』冒頭の「国境」は、<くにざかい>と読むのか、<こっきょう>か。イメージ的には前者でしょうが、音読した時の言葉の響きは、後者の方がいいような気がします。作者本人がどう言ったのかは確かめていませんが、いったいどちらの読み方なのでしょうか。

 私たちの日本語は、言い方のちょっとしたニュアンスや字体からの<見立て>が自由なことから、色々な可能性を感じさせます。そうした自由さの一方で、私たちは字の間違いに神経質なところがあります。言葉に対する、この自由さと生真面目さの揺れの幅が、私たち日本人の感性の幅を象徴しているような気がします。とは言え、ワープロの普及以来、あまり自筆をしなくなった私たちは、「読めても書けない漢字」、あるいは「書いたことも、見たこともない漢字」という、現代人ならではの不思議な矛盾に直面しています。「ホワイ、ジャパニーズ」と叫ぶのは、外国人ばかりではなさそうです。

 次は漢字ではなくローマ字の「H」です。戦前から海軍で使われていたとのことですが、「エイチ」ではなく「エッチ」と読むと私たちに馴染み(と感じるかどうかは別ですが)の俗語になります。何故ローマ字なのかというと「I(愛)の前だから」と今どきの学生は答えるそうです。かつてアイドルの歌詞にあったとか。

 さらに、このローマ字を象形文字のように字体で<見立て>ると、学生たちからは「二人が手を繋いでいる様子」とか、「合体している姿」という珍解答も出てくると言います。

いやぁ、日本語はシュールですね!! (『漢字に託した「日本の心」』笹原宏之 NHK出版新書)

 

Copyright (C) meiyu fudousan All rights reserved.